ビデオムービーで大発見

〜落下の法則を探る〜



なるほど学園で、防災訓練。
『校舎の2階に一人取り残されている。さあどうやって救出する?』
このとき誰かが叫んだ
 『窓から飛び降りろ!!』

2階の窓からもし飛び降りたら、着地の衝撃はどのくらいなのでしょう?
(1)重い物と軽い物は同じ速さで落ちる
 かつて、重い物を持つとずっしりと下に引っ張られている感じがすることから、重い物ほど先に落る、と信じられてきましたが、4世紀ほど前、あのガリレオが、「どちらも同じ速さで落ちる」ことを明らかにしました。(但し、空気抵抗がない場合の話です。現実には、空気抵抗を強くうけるものほど、ゆっくり落ちます。例:鳥の羽。軽いからゆっくりなのではありません。)
 というわけで、2階の窓から飛び降りる実験なんかしなくても、何か1つの物体の落下をじっくり観察すればいいのです。

(2)50円玉の落下

 ポケットから取り出した1枚のコイン。これをストンと落下させ、観察してみましょう。

【実験1】

コインを目の前に持って。
いちにのさん!(手を離す)

・・・・・・・・・・・・・・チャリン!

やってみると、意外に速く、落ち方を細かく観察する余裕はありません。目の高さから足元まで、1秒かからないのです。もっとゆっくり見る方法が必要です。


  

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